シュガーリングは紙(ストリップ)を用いることもあります

ブラジリアンワックスの世界でいうと、
「ストリップワックス(写真のような紙を貼り付けてはがすタイプのワックス技法)でアンダーヘアの脱毛をするのは有り得ない」
というのが常識なのです。
なぜかというと、ストリップを使うワックスは粘着力が強い場合が多く、ビキニエリアや脇といったデリケートな部分に使うには力が強すぎるため、ワックス自体が固まる「ハードワックス」という種類のワックスを使うのがスタンダードです。
ですので、ブラジリアンワックスをよく知るお客様は、シュガーリングに紙(ストリップ)を用いるとき、
「あれ? シュガーリングって紙貼るタイプのやつなんですか?」
と思われるかもしれません。
シュガーリングの場合は、どの部位にどのように使っても「砂糖と水とレモンを煮詰めたシュガーペースト」しか使いません。
なので、そのシュガーペーストを肌に塗って紙を貼ってはがすこともあれば、直接手にとって毛を絡めて脱毛することもあります。
どちらも「シュガーリング」に変わりありません。
アメリカで主流のシュガーリングはハンドテクニック(直接手に取って毛を絡める手法)がよく見る技法ですが、私が日本で何人も施術してきた経験からすると、ストリップシュガーリングは日本人(アジア人)独特の
直毛で長い毛
に向いていることが多いです(向かないこともあります。それがシュガーリングの面白いところでもあるのですが)。
お客様の肌を見て、触れて、自分の経験から毛の長さや毛質、密度などを全て考慮して、どの固さ(テクスチャー)のシュガーペーストをどの手法でやれば一番早く、肌に負担なくキレイに出来るかを瞬時に判断します。
さらに、同じお客様でも毛の長さが違ったり、夏だったり冬だったりでまたテクスチャーや手法を変えます。
全く同じ方法で1年中やることは絶対にありません。というか不可能です。
ワックスは、施術者がどれだけ使いやすく、かつスピーディーに肌トラブルなく施術できるかを考えて作られています。
つまり、施術者が使いやすければ買ってもらえるので、ワックスメーカーは、施術者がより簡単に脱毛できるワックスを開発することに努めます。
その点、シュガーリングは真逆です。
技術者がシュガーペーストの本質をしっかり理解して、シュガーペーストのご機嫌を窺わないといけません(笑)。
ワックスみたいに、一年中適温にしとけば言うことを聞いてくれるのとはわけが違います。
技術者の経験や、技術力が鍵を握る脱毛が、シュガーリングなのです。
シュガーリングが入って来たばかりの日本には、まだ優秀な技術者が多くないのが実情です。
脱毛施術の長い経験を持ち、かつ、いち早く日本でシュガーリングを取り入れた技術者のいる当サロン、simples(シンプレス)で、ぜひ一度欧米で愛されているナチュラルな脱毛「シュガーリング」をお試しくださいませ!!
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